創元推理文庫


 タイトルをあげるとキリがないので画像ですませます。こんなのです。写っていない範囲にも並んでいます。カバーが付きだしてから、背表紙が青で統一された時期までの本格作品は9割以上持っていると思います。でも何度も背番号の変更があったり、早川と違って資料目録が出ていないので、実際のところはさっぱりわかりません。今年は創元文庫創刊40周年なので、目録が出ることを期待していますが(そして噂では出るとも聞きましたが)、多分無理でしょう。それが創元社なのです。





珍しい本たち。左から
 1 天下の『毒殺魔』(D・カー)、作家の
   山口雅也さんから譲り受けました。 
 2 信じられないぐらい美本の『チューダー
   女王の事件』(ブッシュ)。
 3 『グリーン家殺人事件』(ヴァン・ダイ
   ン)の原本
 1 山口さんの蔵書印付きです(笑)。大学時代鎌倉の古本屋で、なんと50円で買ったそうです。鎌倉……ひょっとして鮎川哲也さんが売った本だったりして……空想は楽しいです。
 2 大阪の古本仲間が見つけてくれました。奥付には1659年発行とあります。340年前です。創元社は憎めません。
 3 初版から6版までの誤植や訂正の書き込みがあります。付箋も百個ほどついてます。なぜ市場にこんなのが出ていたのか不思議でなりません。600円で買いましたが、これを見つけたとき古書店の店主に「やっと、見つけてくれましたね」と、褒められてしまいました。もちろん、その店がどうやってその本を入手したかはエチケットとして聞きませんでした。あと未入手なものではアレとアレが欲しいです。買われるとイヤなので内緒です(笑)。公表しても大丈夫なところでは『幽霊屋敷』(D・カー)です。絶対売ってません。仮に売ってても、とんでもない値段です。実は売ってる店を知ってます。六千円でした。相場より安いです。でも、さすがに躊躇しています。うーん、山口さんくれないかな(笑)

 おまけです。創元推理文庫の解説目録72年8月号です。書店でふと手にしたこの本のおかげで本格黄金時代の海外作品に出会えました。巻末対談で中島河太郎や石川喬司や権田万治の三氏がベストテンを選出しているのです。面白そうでした。これらを全部読もうと思いました。14歳の夏休みです。最近までこの目録のことを忘れていました。もちろん、実家ではとっくに処分されています。パソ通仲間の一人が「屋根裏から昔の文庫目録が大量に出てきた」と発言。急にこの本のことを思い出し、探してもらいました。二人の年齢が近かったため、めでたく発見、譲ってもらったものです。隅まで見てみると、当時気づかなかったいろんなことが発見できて楽しいです。よしださん、ありがとう。