| 名作集2(日本探偵小説全集12) |
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創元推理文庫 89年 |
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とむらい機関車・三狂人・寒の夜晴れ・三の字旅行会 |
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他に葛山二郎・蒼井 雄を収録。ご存知、僕に探偵小説の面白さを教えてくれた感謝すべき全集。12巻で終わってしまったのが誠に悔やまれます(というか、完結してくれてありがとうというべきか(笑))。この本で大阪圭吉を知り、その面白さに愕然としました。有名作家以外にも、こんなに面白い作品を書く人がいたのかと。僕の古書店通いは角川文庫の横溝正史、浜尾四郎の長編、この大阪圭吉の未読作を探すことから始まりました。『とむらい機関車』『三狂人』は代表作。『三の字旅行会』はユーモア小説時代の作品です。この本を読んだら間違いなく他の大阪作品を読みたくなります。 |
| とむらい機関車(探偵クラブ) |
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国書刊行会 92年 |
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デパートの絞刑吏・死の快走船・気狂い機関車・とむらい機関車・燈台鬼・闖入者・三狂人・白妖・あやつり裁判・銀座幽霊・動かぬ鯨群・寒の夜晴れ・坑鬼・幽霊妻 |
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そうこうしているうちにこの本が出版され狂喜しました。本格物はほとんど収録されています。すべての探偵小説から5冊選べといわれたなら、間違いなく選ぶ一冊でしょう。僕にとってはそれぐらい大切な本です。どれぐらい面白いかわかってもらうためにこの本のあおりを引用しましょう。
日曜日ごとに繰り返される奇怪な轢死事件の意外な真相『とむらい機関車』、
沈没した捕鯨船の乗組員がある夜帰ってきた…壮大なスケールに海洋ミステ
リ『動かぬ鯨群』、雪降るクリスマスの夜、平和な一家を襲った惨劇『寒の
夜晴れ』、炭鉱内に出没する姿なき殺人鬼の謎『坑鬼』。
どうです面白そうでしょ? 他に『白妖』では有料道路内での自動車の消失がテーマになっています。しかし、『幽霊妻』はどうかと思います。この作品集に収録すべきじゃなかったんじゃないかと。これは死後発見された作品で執筆年数がわかっていませんが、どう見てもユーモア小説だと思います。だってこの犯人は……。だけど、「つきつめれば探偵小説ってみんなそんなものじゃないの」と、言われてしまえばそうなのかもしれませんが。 |
| 海底諜報局 |
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熊谷書房 S16 |
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題名からもわかるとおりスパイ小説です。導入部はわくわくするのですが(乱歩の『海底の魔術師』は絶対これにインスパイアされたと思います)、途中が、ちと退屈でした。初めて目録買いをした本です。むっちゃ高かったです。後に函欠けだと知りショックを受けました。でも函付きだと15万円もします。良かったです、函付いてなくて。 |