| 横溝正史 |
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全90巻 S46〜 |
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最終巻の『金田一耕助のモノローグ』はPマークなのだけれど、これだけは特別扱いで買ってあげました。揃えるにはNO98の『シナリオ悪霊島』、NO99『横溝正史読本』が最大級のネックになります。とくに『読本』に関しては僕は現役で入手した以外、8年間に及ぶ古書店通いで一度も目にしていません。今から集めようかなと思ってる人は「揃い」を買った方がいいかも(ちなみに揃いだと6〜8万円ぐらいです)。あと、ちょっと苦労するのがNO48〜50の『人形佐七の3冊』とNO67、68の『悪霊島(上下)』のイラスト版、それに、NO80からの少年ものが数冊といったところです(*NO72〜79は欠番)。現在生きているのは三十数册、少しずつ復刻しているようではありますが、白い背表紙は似合いません。なおそれ以外にこのシリーズには表紙イラスト違いが何種類かあり、ヒット作はそれぞれ3種類、それ以外の初期作品は2種類ずつの絵違い表紙があり、それらも23册は集めたのですが、正確な記録がどこにもないので、それらが全部で一体どれぐらいあるのか不明なのが頭痛の種です。 |
| 高木彬光 |
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全81巻 S48〜 |
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横溝を集め終わり、抜け殻と化していた僕が次にコンプリートを目指したのがこれ。横溝と違い、高い値が付く事もなく、幻の作品も無く、集めだして半年ほどで揃えることが出来ました。最後の3冊はPマークですが、必須アイテムの『仮面よさらば』が含まれているので、いやいや並べてます。現在は『邪馬台国の秘密』『七福神殺人事件』等のおっさん臭そうな数タイトルを残して絶版。『人形はなぜ殺される』や『刺青殺人事件』等の名作は全滅です。 |
| 鮎川哲也 |
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全21巻 S49〜 |
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横溝正史が本格の父ならば、兄はこの鮎川哲也です。松本清張を代表とする社会派ミステリが全盛の時も土屋隆夫と二人で日本の本格を守り続けた人です。角川文庫のコレクターはまずここから始めなければいけません。21冊と冊数もほどほど。適度な苦労は必要ですが、決して不可能ではない。と、コレクションの難易もほどほど。そして上級者用には『黒いトランク』の白背(他は全部深緑色の背ですが、この本だけには白が存在しています)を探す、という楽しみ。まさしくコレクターのためのシリーズといっても良いでしょう。『裸で転がる』の背に「鮎川哲也名作選7」のサブタイトルがついていて、そのあと『囁く女』「鮎川哲也名作選13」まで続きますが「名作選1〜6」は存在していないので注意。全冊絶版。 |
| 江戸川乱歩 |
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全20巻 S48〜 |
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江戸川乱歩の文庫は春陽文庫全30巻、講談社文庫全65巻、と持っているので、集めようと思っていなかったけれど、横溝や鮎川を集めていて気が付いたら揃っていました。表紙は宮田雅之の妖しい影絵と、漫画家の高橋葉介の2バージョンありますが、ここはやはり影絵で揃えたいものです。 |
| 仁木悦子 |
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全14巻 S53〜 |
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近所の近郊型大型古書店の開店日に10冊並んでいました。どうしようかなと考えていたら、その場にいた二階堂黎人さんが勝手に僕のカゴの中に突っ込んだので、集める羽目になりました。角川文庫にはこれ以外に仁木が編集した非ミステリ、第二次大戦で兄をなくした妹たちの文集『妹たちのかがり火』が3冊あります。 |
| 土屋隆夫 |
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全18巻 S54〜 |
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鮎川哲也を集めたらこっちも集めましょう。名作短編揃いです。 |
| 都筑道夫 |
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いっぱいあります。全何巻なのか知りません。でも僕にとって必要なのは「物部太郎シリーズ」の『七十五羽の烏』『最長不倒距離』『朱漆の壁に血がしたたる』と「キリオンスレイシリーズ」の『生活と推理』『復活と死』『再訪と直感』の計6冊。揃えるのは結構大変な6册です。キリオンにはもう一冊、完結編の『敗北と逆襲』がありますがPマークなのでいりません。 |
| 天藤 真 |
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全12巻 S55〜 |
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集めるものが無くなってきました。この人がいました。でもすぐに集まってしまいました。 |
| 泡坂妻夫 |
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S54〜 |
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この人もいました。取りあえず6冊持っていますが、このあと何冊出てるのか知りません。というのは、このあとはPマークなのです。その中には「亜愛一郎シリーズ」の完結編『亜愛一郎の逃亡』が含まれています。でもPはいらないのです。意固地ですか? そうなんです。 |
| 笠井潔 |
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S59〜 |
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『バイバイエンジェル』『アポカリプス殺人事件』『薔薇の女』の「矢吹 駆シリ−ズ」が三冊。おまけで『嵐が丘(鬼丸物語)』松田優作主演映画のノベライズ作品を見つければ完璧。 |
| 坂口安吾 |
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全17巻 S45〜 |
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但しミステリ関係は『不連続殺人事件』『安吾捕物帖』『能面の秘密』『復員殺人事件』『私の探偵小説』の最後の5冊。後ろの方ほど探すのは困難です。 |
| 夢野久作 |
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全10巻 S49〜 |
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さあやって来ました。たったの10冊ながら、これを集めるのは至難の道です。NO3、4の『ドグラマグラ(上下)』は簡単に見つかりますが、どうせなら¥マークにこだわりたいものです。一冊二千円出す気があれば、半分は見つかるかも知りませんが、あとは運と根性です。 |
| その他 |
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中井英夫『銃器店へ』S50 角田喜久雄『髑髏銭』S47 小栗虫太郎『人外魔境』S53 戸川昌子『猟人日記』『大いなる幻影』等。あと、世間一般に「角川文庫といえば山田風太郎」ですが、僕は忍法帖はいらないので、これも数冊しかもっていません。さて、僕はあと何を集めれば良いのでしょうか? |
| おまけ |
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東京プレスセンターが角川文庫の横溝正史の表紙を集めたポスターマガジンを発行したことがあります。どうしてもこの本が欲しいのですがお目にかかれません。95年に世田ヶ谷文学館で開催した『横溝正史と「新青年」の作家たち』展のパンフにこの本のことが載っていて、これを見る度に欲しくなります。そしてある日、膝を叩きます。「手に入らないなら自分で作ればいい」そう思って横溝をもうワンセット集めることにしました。でも今度は背表紙にこだわりません。逆に貴重な本を無駄にしたくないので、あえてPマークの本を集めたりしました。カバーだけとは言え、さすがに本に鋏を入れるのは勇気が入りました。むき出しになった本の処分を考えました。そんなある日、ウチのアシスタントがぽつりと一言。「僕、横溝って読んだことないんですけど、面白いんですか?」「欲しい? 横溝」「あ、もらえるんなら」「カバー無いけど」「読めればいいっす」「ありがとう!!」そうして出来たのが画像3。 |
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(98/11/15)
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